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FilmFridge
ユーザーガイド

FilmFridgeへようこそ

FilmFridgeはアナログ写真家のためのフィルム在庫管理アプリです。ストック(Fridge)に入れた瞬間からカメラへの装填、ラボ(現像所)への送付、そしてアーカイブへ保管されるまで、あなたが所持するすべてのロール・パック・ボックスを追跡・管理します。

アプリは画面下部の5つのタブで構成されています。

[タブバー:ホーム | ストック(Fridge) | 装填中(Loaded) | ラボ(Lab) | その他(More)]

ホーム(Home)はフィルムの在庫状況とアラートを表示します。ストック(Fridge)はあなたのフィルム保管庫です。装填中(Loaded)は現在カメラに入っているフィルムを表示します。ラボ(Lab)は現像待ち、または現像済みのロールを追跡します。その他(More)は履歴・設定・このガイドが集約されているハブです。

はじめに

FilmFridgeを初めて起動すると、ホーム画面から最初のフィルム(ロール)を追加するよう案内されます。追加方法は2通りあります。

在庫にフィルムが登録されると、ホーム画面にストックの状況が表示されます。

ストック(Fridge)

「ストック(Fridge)」タブはフィルムの保管庫です。まだカメラに装填していないすべてのロール・パック・ボックスがここに表示されます。

フィルムの追加 — バーコードスキャンで追加

  1. 「ストック」のツールバーにある[スキャンアイコン]バーコードアイコンをタップします。
  2. フィルムボックスのUPCバーコードにカメラを向けます。
  3. FilmFridgeがフィルムを識別し、ブランド・フィルム名・ISO・フォーマット・撮影可能枚数が自動入力された「フィルム追加フォーム」を開きます。
  4. 内容を確認または調整し、追加をタップします。

フィルムの追加 — 手動で追加

  1. 「ストック」画面の右下にある[追加アイコン]ボタンをタップします。
  2. ブランド・フィルム名・フォーマット・種類・ISO、およびその他の詳細を入力します。
  3. 追加をタップします。

フォーマットと種類の選択

フォーマットと種類の選択(ピッカー)は、関連するオプションを区切り線でグループ化して見やすくしています。フォーマットは4つのグループに分かれています:ロールフィルム(35mm、120、110)、インスタント(InstaxとPolaroidの各種)、シートフィルム(4×5シート、5×7シート、8×10シート、Polaroidパック、Polaroidシート)、レガシー(220、APS、Minox、620、127、Disc、Super 16、Polaroid SX-70など — 設定でレガシーフォーマットを有効にした場合のみ表示)。フィルムの種類にはカラーネガ、モノクロネガ、カラーリバーサル、モノクロリバーサル、インスタント、ECN-2(映画用)などがあります。

映画用フィルム

映画用フィルム(Kodak Vision3やFuji Eternaなど)はECN-2現像工程を使用します。これらを追加する際は、フィルムの種類としてECN-2を選択してください。管理ワークフローは他のロールフィルムと同じで、ラボへ送付する際にラボノートへプロセスタイプが引き継がれます。

マルチパックのバーコード

Kodak Portra 800のように、マルチパックでしか販売されていないフィルムもあります。マルチパックのUPCをスキャンすると、FilmFridgeがそれを検知し、実際に持っているロールの本数を確認します。各ロールは個別のアイテムとして追加されます。

[ヒント] バーコードスキャンではなく入力候補検索でマルチパックのフィルムを追加した場合も、FilmFridgeはバーコードスキャン時と同じ内部識別子を割り当てます。そのため「ストック」タブ内でも適切にグループ化して表示されます。

在庫の閲覧

「ストック」にはツールバーのビュー切り替えアイコンをタップして切り替えられる3つの表示モードがあります。

選択した表示モードはセッションをまたいで保存されます。また、各グループ(ビン)の展開・折りたたみ状態も保持されます。

絞り込みと検索

並び替え

ツールバーの[その他アイコン]をタップし、並び替えを選択して、追加日・ブランド・有効期限・フォーマット・数量で並び替えられます。

行のインジケーター

各行にはカラーの「フォーマット・バッジ」(35mm、120など)が表示されます。ロールにアラートがある場合、バッジの下に小さなアイコンが表示されます。

各行の数値は、ロールやパックの場合は「×N」、シートフィルムボックスの場合は「N枚」と表示されます。

ロールの詳細・編集・削除

行をタップすると詳細ビューが開きます。右上の編集で任意のフィールドを更新できます。詳細ビューのアクションまでスクロールし削除をタップすると削除できます。複数のロールを一度に削除するには「アイテムを選択」モードを使用してください。

複数のロールの選択・移動・削除

  1. ツールバーの[その他アイコン]をタップし、アイテムを選択を選びます。
  2. 操作したい各行をタップします(チェックマークが表示されます)。
  3. 移動または削除をタップして操作を実行します。
  4. 操作を確認します。

ローストックアラート

設定でローストックアラートが有効になっている場合、閾値以下のフィルムにオレンジ色のローストックバッジが表示されます。設定 → オプションで閾値を1〜10の間で調整できます。

装填中(Loaded)

「装填中(Loaded)」タブには現在カメラに入っているすべてのロールが表示されます。各行にはフィルム名・フォーマット・カメラ・実効感度(Shot ISO)が表示されます。

フィルムをカメラに装填する

  1. 「ストック」でロールを見つけてタップし、詳細ビューを開きます。
  2. アクションまでスクロールし、カメラに装填をタップします。
  3. リストからカメラを選択します。
  4. 確認して装填をタップします。
[ヒント] リストにカメラがない場合は、上部の別のカメラを使用…をタップします。フォーマットで絞り込まれていない全カメラデータベースが表示されます。

装填中のロールの操作

セッションジャーナル

ロールが装填されている間、撮影セッションの継続的なログを保持できます。各エントリーに記録できる内容:

エントリーを追加するには、ロールの詳細ビューを開き、「セッションジャーナル」セクションの日誌を追加(Add Entry)をタップします。位置情報が添付されているエントリーがある場合、マップボタンが表示されます。

途中交換(Mid-Roll Swap)

途中交換を使うと、撮影途中のロールをカメラから取り出して「ストック」に戻し、別のフィルムを装填できます。

[注意] この機能を使用する前にオンにする必要があります。その他 → 設定 → オプションから途中交換を有効にしてください。

交換を記録する手順

  1. 「装填中」タブから対象のロールの詳細ビューを開きます。
  2. アクションまでスクロールし、途中交換を記録をタップします。
  3. 最終撮影コマを入力し、実効感度を確認・調整して保存をタップします。

ロールは「ストック」に戻り、黄色のインジケーターが表示されます。「ストック」で対象ロールを見つけ、通常通りカメラに装填して再開できます。交換履歴はロールの詳細ビューで確認できます。

ラボ(Lab)

「ラボ(Lab)」タブは撮影が完了し現像所(ラボ)に出したロールの進捗を管理します。

ロールをラボへ送付する

  1. 「装填中」タブからロールの詳細ビューを開きます。
  2. 撮影済みにする — ラボへ送付をタップします。
  3. 必要に応じてラボへの指示を記録し(増減感・サービス内容・ネガカットなど)、送付をタップします。

ロールは「ラボ」タブに移動し、現像待ち日数のカウンターが始まります。スキャンデータやプリントが戻ってきたら、現像済みにするをタップします。ロールは「履歴」へ移動します。

履歴(History)

履歴(その他 → 履歴)は、現像したすべてのロールと使い終わったインスタントパックの永続的なアーカイブです。フィルム名・フォーマット・カメラ・説明・ジャーナルテキストで検索できます。11件以上になると月別に自動整理されます。

その他(More)

「その他(More)」タブは以下の各機能へのハブです:

設定(Settings)

クラウド同期(Cloud Sync)

デフォルトでは、フィルムの在庫データはデバイス内のみに保存されます。クラウド同期を有効にすると、バックアップを取りながら複数のデバイスからアクセスできるようになります。

有効にするには: その他 → 設定クラウド同期を有効にする… をタップ → メールアドレスを入力して送信 → メールのリンクをタップ → FilmFridgeに戻ると自動的に同期が有効になります。パスワードは不要です。

無効にするには: 設定でクラウド同期のトグルをオフにします。すべてのデバイスが切断されると、クラウドデータは7日以内に削除されます。7日以内に再サインインすれば削除をキャンセルできます。

オプション(Options)

ローストックアラート — 閾値(1〜10)を設定し、ストックが少なくなったことをアラートで通知します。

途中交換 — デフォルトでオフです。有効にすると「途中交換を記録」アクションが使えるようになります。

長尺フィルム(Bulk Roll Film) — デフォルトでオフです。有効にすると「ストック」にBulk Filmセクションが追加されます。

レガシーフォーマット — 220、APS、Minoxなどの旧フォーマットをフォーマットピッカーに表示します。

レンズ付きフィルム — 使い捨て35mmフォーマットをフォーマットピッカーに表示します。

映画用フォーマット — Super 8と16mmをフォーマットピッカーに表示します。映像作家向けです。

アプリデータ

FilmFridgeはバーコードスキャンの自動入力に使用するデータのローカルキャッシュを保持します。今すぐ更新(Refresh now)をタップすると即時更新を強制できます。

フィルム在庫をCSVファイルとしてエクスポートするには、「ストック」の行にあるダウンロードアイコンをタップするか、設定のエクスポートオプションを使用します。iOSの共有シートが表示されます ― 「ファイルに保存」・AirDrop・メールなど保存先を選択してください。

カスタム保管場所

組み込みの保管場所(冷蔵庫・フリーザー・カメラバッグ)に加えて、独自の場所を作成できます。その他 → 設定 → 保管場所場所を追加をタップして名前を入力します。カスタム場所はクラウド同期の対象です。

iPadレイアウト

iPadでは、常時表示のサイドバーとスプリットビューパネルを備えた拡張レイアウトを提供します。99円(税込)のワンタイム購入として利用できます。その他 → 設定 → iPadレイアウトをロック解除からご購入いただけます。購入済みの場合は購入を復元をタップします。

インスタントフィルム

インスタントパック(Polaroid 600、i-Type、SX-70、Go、Instax Mini、Instax Wide、Instax Square)は通常のフィルムとほぼ同じワークフローに従います。パックを使い切ったらパック終了 — 使用済みにするをタップします。途中交換は使用できません。

[ヒント] インスタントパックが装填されている間もセッションジャーナルを使って撮影メモと位置情報を記録できます。

レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)

レンズ付きフィルムはFilmFridgeで独自のフォーマットを持ちます。使い捨て35mm(Disposable 35mm)フォーマットを選んで追加します。

[注意] その他 → 設定 → オプションからレンズ付きフィルムを有効にしてください。

撮影開始をタップすると「装填中」タブに移動します。途中で止める場合はストックに戻すをタップします。撮影後はラボへ送付で通常のラボワークフローに移行します。

シートフィルム

シートフィルム(4×5シート、5×7シート、8×10シート、Polaroidシート)の1件の記録は1箱に対応しています。「数量」フィールドはボックス内の残り枚数を追跡します。詳細ビューの「ボックス内シート数」行からまたは+で枚数を直接更新できます。

[注意] 同じ銘柄であっても、所持している各ボックスに個別のエントリーを追加してください。

長尺フィルム(Bulk Roll Film)

大型スプールで35mmフィルムを購入し、自分でパトローネ(カセット)に詰め替えて使用する写真家向けの機能です。

[注意] その他 → 設定 → オプションから長尺フィルム(Bulk Roll Film)を有効にしてください。

「ストック」タブの[その他アイコン]からバルクロールを追加を選びます。バルクロールの詳細ビューからカセットに詰めるをタップして2段階のプロセスでカセットを作成します。

[ヒント] 表示されるフィルム長の数値は見積もりです。実際の残量は使用する技術と機材によって異なります。

Apple Watch

[必要条件] FilmFridgeがインストールされたiPhoneと、そのiPhoneとペアリングされたApple Watch。

FilmFridgeのWatchアプリを使うと、撮影中にiPhoneを手に取ることなく、装填中のカメラ情報にすばやくアクセスできます。カメラ一覧から任意のカメラをタップして詳細を確認できます。詳細ビューでは実効感度の変更、最終コマの記録、ジャーナルエントリーの追加が可能です。変更はiPhoneが近くにある場合に即時同期されます。

[注意] WatchアプリがアクションをiPhoneに送信するには、iPhoneが通信可能な状態である必要があります。

ヒント

トラブルシューティング


FilmFridgeは活発に開発中です。新しい機能は将来のアップデートで追加されます。